地域の自然・歴史・産業などを幅広く扱う総合博物館。
入間市博物館ALITは、地域の自然・歴史・産業などを幅広く扱う総合博物館。あわせて、狭山茶の主産地入間市の博物館として、狭山茶はもちろん、日本各地、世界のお茶まで幅広く扱う「お茶の博物館」としても知られています。常設展示、特別展・企画展などの展示に加え、さまざまな体験イベントも行っています。
愛称のALITは、当館の特徴や機能を表す英語の“Art”=美術、“Archives”=文書館、“Library”=ライブラリー、“Information”=情報、“Tea”=お茶 の頭文字を組み合わせた造語です。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、現在休止しているサービスやイベントがあります。詳しくは直接お問い合わせください。
常設展示室
常設展示室には、「入間の自然」「入間の歴史」「茶の世界」「こども科学室」の4つの部屋があります。
入間の自然
「入間の自然」では、市北部にある動植物の宝庫「加治丘陵」の実物大ジオラマ模型や古代ゾウ「アケボノゾウ」の足跡等を展示。入間市の自然環境の成り立ちと現状を紹介しています。
入間の歴史
「入間の歴史」では、原始時代から現代にいたるまでの入間市の歴史を時代ごとに紹介。市内で多くの遺跡が見つかっている縄文時代の土器がずらりと並んだコーナーは圧巻です。
茶の世界
「茶の世界」では、世界にお茶が伝わったルートに沿って、世界の人がお茶を楽しむ情景を再現するコーナー、日本にお茶が伝わってからの歴史や文化としてのお茶について、千利休がつくった茶室の実物大の復元模型、青木木米や田能村竹田等の「煎茶道具」の名品の展示コーナー、狭山茶の歴史や手もみ狭山茶の製法を国登録有形民俗文化財「狭山茶の生産用具」などでご紹介するコーナーなどで幅広く紹介しています。
こども科学室
「こども科学室」では、定期的にかんたんな科学実験や工作のできる「サイエンスバー」も開催。お子さんに五感を使って科学の世界の楽しさを体験していただけます。
博物館セミナーALITお茶大学
年間を通じて開講している博物館セミナー「ALITお茶大学」では、「お茶」と「地域」をテーマに、座学のほかに野外ツアーや本格的な茶室での体験講座、お茶づくりなど、初心者向けから専門性の高いものまで、ユニークな講座を多数実施しています。
調べものにご利用ください!~「資料閲覧室」~
館内にある「資料閲覧室」は、お茶に関するものはもちろん、当館が扱うテーマに関する図書が多数そろっており、どなたでもご覧いただけます。書庫にも多数の蔵書があり、お茶に関する図書のコレクションは、「お茶の図書館」ともいえる充実した内容です。調べものやお子さんの自由研究などにもぜひご利用ください。有料でコピーサービスも行っています。
そのほか…
広い敷地には、博物館本館のほかにお茶を使った料理の楽しめるレストラン、広々とした芝生の「市民広場」、鯉の泳ぐ池、市内に自生する希少植物が観察できる「野草保存林」などもあり、一日楽しめます。本格的な茶室「青丘庵」では、季節の茶会や茶席体験なども行っています。
市民広場では折々に楽しいイベントも開催しています。
常設展観覧料(団体料金)
一般 200(160円)
高・大学生 100円(80円)
小・中学生 50円(40円)
5月18日(国際博物館の日)、11月1日(市制施行日)、11月14日(埼玉県民の日)は無料
JAF会員証、埼玉県民手帳ご提示で団体料金を適用